秘密の國

エンデ商會と言う屋号で創作人形を作っています。お人形が苦手な方は回避して下さい

魔性のバイオリン

...いきなりタイトルが怖くてすみませんf(^_^;)


お人形以外で夢中になっているもの

それはバイオリンです(*^^*)


小さい頃から憧れて
親に頼んだもののNoと言われ習えなかった
バイオリン(´д`|||)


大人になってから
諦められず習いに行って現在進行形


始めはバイオリンから音が出る!と言う感じでしたが

今は全身の毛穴から音が出るまで進化しました☆

バイオリンって進化すると
体中から音が出るんだZE☆


音楽は良い先生に会えるかどうかで
かなり変わってきますね(´д`|||)


私はラッキーでした


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さて
今、ワタクシはとあるバイオリンに恋をしております

バイオリンマニアな方なら

あー、はい、はい。アレね!とピンと来ると思う
あの御方*゜。


チェリーニのバイオリン


チェリーニ?
何か可愛い名前じゃない?

なんて検索しようとした、画面の向こうのアナタ!

検索かけて
二文字の言葉にドン引く事、請け合いです


えぇ、エンデ商會の店長としては

いてもたっても要られないバイオリン様なのです



先ず、その美しいお姿を
先日購入した素敵な本の表紙を飾っているので
見てみましょう


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タイトルから既に妖しい香がプンプンです


勘の鋭いそこのアナタ!

そうです!

呪いのバイオリンです\(^o^)/イャッホォォォイ!


こんなにお美しいビジュアルで
容赦なく所有者を呪いまくってる
魔性のバイオリン様なのです!


ただ、怖いとか呪うではなく
美しいのがポイント

音もとびきり美しいそうです

有名なホープのブルーダイヤモンドもそうですよね

とびきり美しくて
呪いとは遠い所にいそうな感じ


このバイオリン様は
一番始めは美しい少女の持ち主でした

孤児の少女の親代わりの神父も
バイオリンの飾りを彫ったマイスターも
皆、少女に恋をしてしまいます

バイオリンも少女に恋をして
誰かのものになってしまうなら、と

連れていってしまったのではないでしょうか

最後の持ち主には殆ど悪さをしていないので
このバイオリンは
きっと、誰のものにもなりたくなかったんだと

私は、そう思います




呪い、の部分ではなくて
一目見て

どうしようもない想いに掻き立てられて
手に入れたくて入れたくて
仕方ないものを

どうやったら作れるんだろう

といつもぼんやり思います

何を入れたら、そんな魅力的な魔性のモノに
なっていくのでしょう

無心で作れば
清いまっさらな神様みたいなコが生まれます

そういうコは
手に入れると言うよりも

然るべき所に収まり
そこから、ずっと何時までも見ていたい感じ



魔性のコは
見た途端、どうしたら自分の所へ来るのか
手に入るまで考えてしまって
手に入れたら
誰にも見せたくないような

そんな感じがします


そんな魔性のコを生きてる間に
作ってみたい


家に一人

魔性のコはいるのですが
呪いません(笑)←作家さんのコ

が、見せる人見せる人
恋に落としていくので

ある意味チェリーニかも(笑)




今の目標は
呪い抜き(笑)チェリーニです

オーナーさんには
笑顔でいて欲しいし
幸せになって欲しいから(*^^*)



チェリーニさん
ノルウェーの美術館にいるんです



遠いな(´д`|||)


うぼぁー