さて
また静かな制作の時間に戻りました
粘土巻きの続きです
今年は暑すぎて使いかけの粘土が
固くなりやすくて大変です(T_T)
とっとと作って
仕上げねば( ´△`)
ここの所
天使生活ちゃんばかりだったので
久しぶりに球体っコと向き合ってます
没顔だったコも救済中(T_T)
まだまだ変えるかな
創作人形は
制作重いです
久しぶりに向き合ってみると
中々の重圧感
特に石塑粘土は
チビチビ進むし
肌の透明感は出しにくいし
何処でも売っていてリーズナブル粘土ですが
中々の制作泣かせではあります
このマット過ぎる材質を
何処まで透明感の出るオーラが出るか
出来る所まで追求していこうと思います
ビスクやサーニットにいかないのは
透明感が一番難しい素材で
チャレンジしたいという
マニアック心があるからかもf(^_^;
私は作家は合わなくて
やっぱり職人側なんだと思います
私のお人形は
他のアーティストと比べると
本当に地味で
ひねりがなくて
普通の粘土人形です
アートのかけらもありません
でもそのつまらない普通の造形を
コツコツ質よく
オーナーさんに陰ながらピッタリ寄り添うコを
試行錯誤しながら
やり方を変えずに作っています
アートからは程遠いので
私は自分の事を作家だとは思っていません
作家さん、と言われるのも
実は苦手です
私は何処にでもいる
只の人形好きで
人形と遊んだり
作ったり
たまに美味しいの食べて
あぁ、楽しかったなと思える
そんな人生でいい
作家でいるなら
名前も分からない職人でいたいです
私の人形達は地味だけど
時々、心のチャンネルが合って
泣き出す方がいます
心の中の溢れる何かに
触れるのでしょうか
大変光栄に思います
会うたびに表情が変わると言われる時もあります
抱っこされるとニコニコです(笑)
制作していても
はじめはこういうコ!と考えて作るのに
出来上がる頃には
そのコの自我がはっきり出て
作者を卒業しちゃう
うーんと唸ってると
そのコにそっくりなオーナーさんが
来たりして
本当に生き物みたいになるので
不思議です
そういう予測不可能な所も
人形制作の醍醐味な気がします
ぶっちゃけ
売りにくいコにはなりますけどねf(^_^;
ヘビータイプなので
なので
焦って売る気はありません
お迎えが来るときは
来てしまうものだから
最終目標は
土屋仁応さんの透明な白
神様が優しく降臨したような
ふわっとした透明の白
生きてるうちに
そんなコが作れるかは
分かりませんが
一生に1度でもいいから
作って出会ってみたいです